フィリピン発、西アフリカ経由英国行
7月24日から9月1日まで40日間の夏休暇を英国で過ごすことにしました。主に英国の人たちがバカンスで長期滞在するという湖水地方で過ごす予定です。
大学院時代に主にフィリピンでいわゆる近代化の中で人々がどのように学校教育制度に吸収されていったかをみてきた私。文字が読めるとか計算ができるという基礎教育の重要性は認識しながらも、自給自足的な生活を送っている家族にとって、子供が一番農業の野生的な勘を養う大切な時期に学校に通わせる必要があるのだろうかという疑問がずっと残っていた。
その疑問に私自身がブレーキを踏んだのは西アフリカへ行ってから・・・。今世界中で行われている途上国開発は1960年に米国のトルーマン大統領が始めたもの。シエラレオネは同じ年に英国から独立した国で、私が今まで足を踏み入れた世界の中で米国の影響が比較的少ないところでもある。近代的開発を・・・学校がなければ建て、教材がなければ送り、奨学金を作り・・・とそこに不足しているものを埋めようとしてもキリがなく途方もないことだと痛感したのは・・・シエラレオネが米国主導の近代的開発から遠い国だったからかもしれないと1年経ってみて思う。
シエラレオネ以降本能的に紅茶に吸い込まれていったのは・・・もしかしたら、持続可能な開発には、近代的開発から古いものや伝統を大切にするという発想の転換が必要だからかもしれないと・・・今日の時点では思っている。戦後、開発の成功例とされた日本に生まれ、戦後の教育しか受けていない両親のもとで育った私は・・・近代開発的な思考を知らないうちに刷り込まれている。グローバルな環境云々でなく、私自身が持続可能な生き方ができるように英国で伝統(=SUSTAINABLEなもの)にどっぷり浸かってこようと思う。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)


最近のコメント